教育部(日本の文部科学省に類似)はこのほど、日本の優秀な大学院生を招き、台湾での6日間にわたる交流活動「第4回日本東アジア研究修士・博士課程学生台湾研修団」を行った。日本の加茂具樹・慶応義塾大学准教授が率いる、東京大学、北海道大学、神戸大学などの修士・博士課程で学ぶ9人の優秀な大学院生が、国立政治大学、国立中山大学、国立嘉義大学、私立淡江大学などで、東アジア研究および国際関係関連学部・学科の教師・学生と4回にわたり、論文発表会を開いた。また、東アジア研究に携わる台湾の大学院の教師・学生100人近くと座談会などで交流した。この活動は、教育部が推進する台日大学院生の研究交流計画の中でも、近年で最大規模のものとなった。
日本から台湾を訪れた大学院生らは、教育部のほか、台湾南部、台南市の烏山頭ダムと、同ダム建設に尽力した日本人技師、八田與一氏を記念した「八田與一記念館」にも訪れた。